会社の飲み会は疲れる。
でもお酒を飲むのは好き。
そういった方は多いのではないでしょうか。
大人数でワイワイ飲むのも楽しいけれど、
1人でゆっくり飲んだり、
大切な人とのんびり飲むことって
とても幸せですよね。
そういったシーンが好きな方には
ぜひ読んでほしい一冊。
あらすじ
この本は人気作家5名が、
お酒にまつわる物語を紡ぐ短編集です。
青山美智子さんが描くのはノンアルコールカクテル越しの世界。
お酒を飲めない青年とバーテンの物語が鮮やかに描かれています。
西條奈加さんのお話のタイトルは「タイムスリップ」。
昭和にタイムスリップしたかと思わせる街並みや、赤提灯のお店が登場します。
タイトル、「タイムスリップ」の意味は…。
朱野帰子さん、一穂ミチさん、奥田亜希子さんがそれぞれお酒にまつわる鮮やかな世界を描いています。
1つ1つが短めのお話なので、
小説が苦手な方、
お酒を飲んでほんのり酔いながら読みたい方にもおすすめの一冊です。
感想
お酒を飲みながら小説を読むことはありますか?
私はあります。
むしろ飲みながら読むことが大好きです。
家で飲みながら読むことも
リラックスできて最高ですが、
この一冊はお店で飲みながら読みたくなります。
5つの物語全てにもちろんお酒は出てきますが、
一緒に出てくるご飯もとても美味しそうに描かれます。
なので小説のお供に美味しいお酒とご飯は必須です。
5つの物語、どれも雰囲気が異なっていて、
どれも描写が美しく素敵なのですが、
特に最後の物語、
西條奈加さんの「タイムスリップ」が好きでした。
このお話の中には日本酒が登場します。
しかも実在するお酒。
神亀酒造という埼玉県にある酒蔵です。
調べると熱燗にすると美味しいお酒とのこと。
これからの寒い冬にぴったりだな〜。
冬は日本酒に合う料理が多くて大好きです。
お鍋、おでん、カニ、魚、おせち…。
いつもはなかなか日本酒にチャレンジできないけど、
年末年始を理由に買うのもいいですね。
神亀酒造さんは種類が豊富な上に、
スパークリングの日本酒もあるようです。
お祝いの席にもぴったり。
お正月の家族の集まりに持っていこうかな。
おすすめの小説グルメ「赤ワイン」
小説の表紙にもなっている赤ワイン。
つい飲みたくなってしまいます。
本書には日本酒を初め、ワインやジン、テキーラ、ノンアルコールカクテルなど、
さまざまな飲み物が登場します。
どれも本書を読みながら飲みたくなるほど、美しく美味しそうに描かれています。
赤ワインの表紙と共に赤ワインを飲むと、
視覚的にも味覚的にも味わえそうですね。
とはいえ、お酒は好きなものや飲みやすいものを飲むのが1番。
お好きな飲み物を片手にどうぞ📕
今日の幸せリスト
・朝からお散歩ができた
・同僚とのランチが楽しかった
・自分のペースで仕事ができた
・友だちへのクリスマスプレゼントが買えた
・カルディでコーヒーを飲みながら買い物した
・定時で仕事が終わった

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